カミ様の存在
それにしても今日は冷えましたね。
今も暖房なしでパソコンを打つ手が寒いです。
手袋が必要だわ。
今日はあーちゃんが神社でこんなことを口にしていました。
「かみさま、いつもありがとう」
手をしっかり合わせて、ちゃんとお参りをするあーちゃん。
うちのすぐ近くにある神社に、彼女は毎日のようにお散歩に行きたがります。
いつだったか、こんなことも言っていました。
「あーちゃん、神社から来たのよ。ぐるぐるーって。ママも神社からきたし、パパもそうよ。」
「そうなんだね。あーちゃんは神様が見えるの?」
「うううん、みえないのよ。」
夏ごろから秋にかけて、あーちゃんは家からほうきを持っては
神社の掃除をしに行っていました。
「ママもそうじするよ。」
と、私も必ずほうきを渡され、ふたりでえっさほらと
神社のお掃除をするのでした。
誰も教えたわけではないのに、神社のお掃除が大好きななあーちゃん。
落ち葉が階段に沢山積もっていた時は、必死に手で落ち葉を払っていました。
そういえば、彼女をお産したとき、私はこんなインスピレーションをもらっていました。
「産道は参道であり、陣痛は神通 」 だと。
私の中から、小さくて偉大な神さまがやってくる。
そんな気が確かにしました。
祈りのうたの中で産声をあげた彼女。
生まれたばかりの彼女は、本当に仏様のようなお顔をしていました。
そしてこの子を生んだばかりの私も、とても心穏やかで、
神々しい光に包まれていました。
女性は、子どもを産むたびにどんどん美しくなります。
それもそのはずですね。
アウラがまだおなかの中にいたときの写真。
あーちゃんが初めて地球に降り立った場所。
タイのPAI村の
あるアーティストのお家の蚊帳の中。
本当によく来たね。
長い長い旅 やっと出逢えたあたなと一緒にいられるだけで
本当に私は嬉しい。
ありがとう。
先日、妊婦さんのお客様に
何か出産についてのアドバイスはありますか?と聞かれました。
「病院でも、助産院でも、自宅でもどこでも、子供はお母さんという場所から生まれてくることには
変わりないので、お母さんがどんな状況でも、ここで待ってるよ。大丈夫だよって両手をひろげて
待っていてあげることが一番大事な気がします。 ただそれだけで、赤ちゃんは自分の力で頑張れると思うから。」
最近、本当にそう思うんです。
そして、それがこれから先の育児でもずっと続く
愛の根本の形なのかなって思います。
両手をひろげて、待っているお母さんとお父さんの元に
子供は喜んで飛び込んできてくれるのも、
お産と同じ感覚なんだろうなーって
アウラを抱きしめるたびに思うんですよ。
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