バイバイ ママのおっぱい

カミュ

2013年01月02日 22:12




2013 へびの年

あけましておめでとうございます。

今年もみなさん、どうぞよろしくお願い致します。



今朝

私の胸に太陽の印が描かれました。


そしてその印が意味するものは

「 アウラはおっぱいバイバイ。もう、飲まなくても生きていけるよ 」

ついにこの日が訪れました。

あーちゃん 二歳8か月にて、卒乳です!!

この一年、何度も卒乳を試みてきたけれど、なかなか出来なかった。

お互いの気持ちが、まだ本当はおっぱいしていたいって

くっついていたからだと思う。

でも、今回は、私が本当にもうさよならしようって思えていた。

もう十分だよな~って思えたから。

それと

年末から私の乳頭に傷が出来てしまい、それが痛いのなんのって!!

いつものようにおっぱいを一日に8回は飲むアウラ。


キズが吸いあがられる激痛に耐えながらも、この子を育てるため、欲求を満たすために

頑張ろうと思っていた私。

でも、良く考えてみたら、「 おっぱい必要?? 」

ご飯も食べてるし、飲み物だって飲んでるし、

彼女にとってのおっぱいタイムは、いうならば食後のコーヒーみたいなもの。

飲むとほっとする、ないと落ち着かない。

そんなちょっと依存心もあるような、

そして何かあったときの駆け込み寺的おっぱいタイムになっているような気がしていた。

そしてそんなおっぱいのじかんに、一番助けてもらっていたのは

実は私であることにも気が付いていた。

泣いてもおっぱいをすれば泣き止む。

眠くてもおっぱいをすれば、簡単に寝てくれる。

おっぱいはある意味、母親にとっても救世主で、

一度そのループにはまりこむと、子供も母親もそこから抜け出せなくなってしまう。

でも、やっぱりおっぱいタイムは幸せなじかんでもあるし、

ゴールが見えない分、余計に、やめれなくなってしまっていた。



でも、私のおっぱいはもう限界。

ずっとこの二年間、左のおっぱいだけで頑張って来たけれど

ここ数か月、沢山のトラブルに見舞われ、本当に痛くてシンドイものになっていた。

ハッピー♪なのはアウラだけで

わたしは、いつもしかめっつら!

こんなに痛いって言ってるのに、何でわかってくれないの~?!って

悲しくもなっていた。

「あーちゃん、ママのおっぱいケガして痛いんだけど、おっぱい吸うのやめてくれるかな?」

と言っても、最初は「いいよ」とか言っても、結局は

吸いたい感情にあーちゃんも負けて、「嫌だのむ!!」と吸い付いてしまっていた。

まだこの子にも私にも、卒乳は難しいかな~。と年末まで思っていたんだけれど、

今年になって、私の中の甘えを失くそうと心に決めてから

私自身に変化が起きて、前は泣かれるとすぐ心が揺らいでしまっていたけれど

今回はぶれない気持ちで挑むことが出来た。


朝、おっぱいバイバイの話をしたら、そりゃあもう大泣きで、

案の定、大暴れだったけれど、頭の中で絵を描いてバイバイする話を思い出して

アウラに秘密で胸に太陽の絵を描いて(オーガニックマスカラで描きましたw)

「ねえ、あーちゃん。ママのおっぱい、太陽になったよ!

 ついにこの日がきたんだ!見てみて。ほら。」

と、太陽になったおっぱいを見せると、あーちゃん、ぴたっと泣き止んでびっくり仰天。

「ままのおっぱい、たいようになっちゃったの?え~!!」

「そうなの。これはね、神様が、もうあーちゃんおっぱいなくても平気だよ。

 もう、飲まなくても、おいしいごはんと、おいしい飲み物を飲んで、大きくなれるよ。

 いままでおっぱいごくろうさまって、ママに描いてくれた印なんだよ。

 あーちゃん、おめでとう!ついにこの日がきたね!!」

と、言うと、アウラは

「かみさまが、じんじゃで描いたの?はなびみたいな太陽? へ~。 そうなのだ~」

と、話を吸い込んで切れて、見事に泣き止み、

「アウラ、いままで沢山おっぱいしてきたよね。本当にたのしかったね。しあわせだったね。

 今までありがとうね」

って、抱きしめたら、

さっきまでは

「おっぱいのみたい~!!」って泣き叫んでいたのに、

「おっぱいのみたかったよ~!」

に変わっていた。


「おっぱいはもう飲めない。」

それを、彼女なりにちゃんと理解してくれて、

そしてもう、おっぱいを無理やり飲もうともしなかった。


「おっぱい、、、」 と突然つぶやいては、ぐっとこらえておもちゃで遊ぶ姿は

本当に愛おしかった。

お昼寝前にまたちょっとおっぱい~っと泣き出したので

また胸の太陽の絵を見せると、

「ままのおっぱい、たいようだね。あーちゃんも描きたいな~。夜お風呂のときに描いていい?」

と言って泣き止んだ。



「えらいぞアウラ!今晩はお祝いしよう!何食べたい?」

と聞くと


「カレー」

とのこと。


インドカレーを食べに行き、アウラの卒乳をみんなでお祝いました!



眠くなりはじめたあうらは、すっかりご機嫌ななめで

今日我慢していた思いがばくはつ!

絵本を投げたり、歯ブラシを投げたり、何度も私を叩きました。

「あーちゃん、おっぱいしたかったよ~~!!」

と泣きはじめたので、

「おもいっきり泣いていいよ。おっぱいしたかったよね。我慢してくれてありがとう。

 でも、神様ちゃんと見てるよ。」

と言うと、うん。と泣きべそかきながらうなずき、おんぶです~っと寝てくれました。

背中で感じる、彼女の体温がどんどん暖かくなっていくあの感じ、

懐かしかったな。 愛おしかったな、、、。




最後まで「 おっぱいしたかったのよ~」 と つぶやいていたのが

なんだか じーんとしちゃって。

「じゃあさわりながら寝ていいよ。」

って言ったら、おっぱいを触りながら、嬉しそうに寝ました。





ナースアウトの時に創った~おっぱいタイム~を歌いながら、私もアウラが生まれてから今日までの

おっぱいのじかんを思い出し、思わず泣いてしまいました。





本当に、本当に

愛おしい時間をありがとうね、あーちゃん。

そして、また少しお姉ちゃんになったね。

がんばったね!!本当にありがとう。



2013年の幕開け。

アウラとわたしの関係が、またひとつ深まった気がしました。


ちゃんと話せば、彼女のタイミングでそれを理解し、彼女が自分自身で進化していく。


そして、こちらの気持ちも、アウラもちゃんと理解しようとしてくれる。

最近そんな彼女の成長を、肌で感じています。

あ~、おっぱい卒業!

寂しさよりも、感動のほうが大きいな☆

お疲れ様でした、左のおっぱい、わたしの身体☆

そして、卒乳は本当にすばらしい体験だった!

今後の育児にも、きっとこの時のことが勇気になるだろうな。

明日はどうなるかな。

でもきっともう大丈夫。

そんな気がしているよ。







これから卒乳するママたちへ

焦らずに、人のペースではなくて

自分たちのペースで☆

そのタイミングは必ず訪れます♪

楽しみですね☆

それまで、おっぱいのじかんを

たんまりと、楽しんでくださいね。


























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