わたしの身体は大切です。

カミュ

2013年06月28日 23:29




妊娠21週目。 (だったような気がする。)

この人は太ってしまったのか?それとも妊婦さんなのか?という

ギリギリの辺で

私に声をかけずらそうにしている人がちらほらいる様子。

おなかも大分目立ってきて、胃が持ちあがって食べるとすぐお腹が苦しくなっちゃう。

あきらかにアウラの時よりもお腹の成長が早い!

しかもよく動く~!!


それにしても最近顔も丸くなったせいで、娘にそっくりだねとよく言われる。


確かに似てるな~と思う瞬間がたまにあって、

そんな自分に似ている娘のことがたまらなく可愛い自分は

やはり自分のことも愛しているんだなと思ったりする。(笑)


そして私がどんな時も愛おしくてたまらないこのアウラの顔が、どう成長していくのかも楽しみだし

出来たらこの個性豊かな表情と、彼女の素材を生かしたまま、

身体を大切にして生きて行って欲しい。なんて思ったりする。


整形手術をする人は、みんな私から見たら個性豊かで素敵なのに、

心が様々なことで傷つき痛いばかりに、その心の痛みを取り除こうとして

顔の形を変える手術に手を伸ばしてしまうように見える。

それで人生が華やかになって、本当に心が満たされるのかというと?

そこはどうなんだろうね。

人は生まれ持ったこの顔に、様々なコンプレックスを抱いていたとしても

手術をして、もう元の顔に戻れないと知った時

ものすごい寂しいような虚しいような気持ちになるって聞いたことがある。



たとえば交通事故に合ったり、火傷をして

自分の元の顔に戻したいという気持ちで手術をすることは

その人の未来の希望、サポートになると思う。

でも、生まれ持ったものを、あえて自分の思い描く理想に変える手術をするっていうのは

やはり顔の問題よりも、心の問題が先にあると思うんだよね。


私は

生まれ持ったこの顔、目は小さいし、現代的とはとても言えないこのひょうひょうとした自分の顔が嫌でたまらなかった

思春期の頃。


でも今は、そんな生まれ持った自分の顔が、生まれ持ったままの姿でいることが

なんだかとても愛おしく思えたりする。

美人だとか、可愛いとか そういうたぐいの愛おしさとは違うんだけどね。

私とずっと一緒にいる人って感じがするんだよね。

あー、この顔ね。安心するわ。私の大親友みたいな。




私は高校生のとき、本当にうすっぺらい身体をしていて

あだ名がトランプだった時があった。(笑)

あと、「ぱらっぱらっぱ」(当時流行っていたゲーム)に出てきそうだと言われていた。(身体がぺらぺらしてるんだよね)

大きな胸に憧れて

私は真剣に雑誌の広告のビフォー&アフターみたいなのをじっくり見て

豊胸手術をしたいなんて思ったことがあった。

それをぼそっと兄に話すと、(兄に話しちゃうってことが今思うと笑えるけど)

「胸なんかで男を寄せ集めたってろくなことにならないからやめろ。
 
 ありのままの自分の姿を愛してくれる人が、本物なんだぞ」

と一喝され、自分の安易な考え方から目が覚めたことがあった。

そう、若い頃って、自分の身体を自分の商品と思いがち。そして、外見で勝負したいんだよね。

自分の身体が大切だ、大好きだなんて、中々思えない。

でも、お母さんになってから思うんだよね。

自分の子供の眉毛一本がなびいてたって可愛いって。

そうやって誰かに愛された身体って、自分だけのものじゃないんだ。

そしてあんなに憧れていた大きな胸。

それが手に入ったのが妊娠して赤ちゃんを授かってから!!

まさかこんな時がくるとは思ってもみなかった。

授乳中もすごいったらもう!(笑)

でも、胸が大きいと大きいで、辛いこともあるんだなーと知った。

そして胸の活用法って、男性を喜ばすためだけではなく!

本来の目的は赤ちゃんのいのちを繋ぐ大切な場所であったことを

初めて知ったんだよ。

だから歌ったよ、作ったよ おっぱいのうた!


女性の身体って、ものすごい変化するんだよね。

それってホントにびっくりした。

そしていつからでも、気が付いた時から

変われるんだって思った。





おへそにピアスを開けた時もそうだった。

ピアスくらいいいだろうと思って開けたら、おへそから中々出血が止まらなくて

真っ赤にそまったティッシュを見て心底後悔した。

そして当時付き合っていた男性にすっごい怒られた。

「私の身体なんだから、私の好きなようにしていいじゃん!!」ってその時はすごい腹が立ったけれど、

「そんなめぐちゃんみたら、親は悲しむぜ~!」と言っていた彼は

私なんかよりずっと、身体というものがどんな風に大切か分かっていた人だったんだなーと

今思うとそんな彼の心の優しさに感謝出来る。


私は金属アレルギーなので、結局ピアスは閉じてしまったけれど、

若い頃の安易な気持ちっていうのは、本当にちょっと待ったが必要な時もあるある。


私は自分が飽き性であることを知っていたし、いかにも痛そうな刺青はしなかった。

一生この絵と生きていきたい。と思える絵にも巡り合っていなかった。

そして何も描かれていない私の身体は、とてもシンプルで見飽きないのだった。


なので私の身体には絵はないけれど、私の中からは様々な絵が飛び出していくよ。


考え方は人それぞれ。

その人に合った絵を持つ身体には、ものすごいエネルギーが感じられたりもする。

でも、もし自分の子供が その時だけの安易な気持ちでデザインを選び

身体に刻み込もうとするならば、

絶対に 「ちょっと待った!!」 をかけるだろう。


「その絵はあなたの身体に本当に必要か?三年本気で考えてみて。」 と。



ドラッグにも簡単に手を出すなかれ!!

そういった一瞬の快楽はいずれ自分を苦しめることに繋がる。




女性は特に

妊娠やお産を通してそのすべてを感じられる時がくる。


宇宙との繋がり、地球との繋がり、人間と自然との一体感。

そこの感性を豊にするには、快楽や感覚を研ぎ澄ませるドラッグ類は必要ないんだよ。


自分の生まれ持った感性を、信じて欲しい。あなたのままで、もっともっと感じられる力を広げられる。

あえて繋がるのは、シャーマンに任せようよ。

シャーマンに本気でなりたいなら、古来から伝わる、本当に素晴らしいものを。




そして、中々思えないかもしれないけれど

「いつかもしかしたらお母さんになる自分の身体」っていう選択肢を、

頭の片隅に置いて、自分の身体を大切に、そして仲良くなって欲しいと思う。

それは未来の自分のために。

それは男性にも言える。

いつか自分の遺伝子を残すときが来る可能性がゼロでないならば、

健康な精子を女性に送ってあげて欲しいなーと思う。



口から入る食べ物、飲み物、環境も自分を創るけど

何が入ってるか分からない、巷で手に入る安易なドラッグには本当に要注意。

旅先で悲しいことになってる人に出逢って、本当にそう思ったんだ。

日本でも、簡単に手に入っちゃう時代だからね。



と、うるさいおばさんみたいになっていますが、、、



自分自身が天然石であることは、磨けば磨くほど

内側からの光をキラキラと生みだしていく。




というわけで、今日はそんな内側の美を引き出すため

ヘナサロンイシスさんへ行き、髪の毛を切ってもらいました。

髪の毛を切ると、自分のエネルギーの何かが変わるのが分かる。

そしてすっきりする。

今日も色々気持ちがいい決意が出来ました。

私がもう手放していいこと。

そして、これから大事にしたいことがはっきり見えてきた。



そしてそんな美容師のみほさんは

本当に内側からキラキラと美しい人。

思わず言ってしまいました。

「本当に美しいですね!!」って。 


私の顔

私の身体

もっとこうだったらなーって思う部分、もちろんあるけれど、

でも、わたしの魂が必死で見つけて

この身体で一生を過ごそうって決めた場所。



だから、愛おしいし

そこにいて、この人生

間違いないんだよ。



ありがとう身体~~!!


















































































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