満月の力に導かれたのか
ここ数日、ずっと前駆陣痛のようなものがありました。
いつ産まれるんだろう?
毎晩 毎晩 どきどき。 でも、いまいちぴんとくる状況が整ってなくて
あれれ?なんだかこんな時に?という感じでもあり少し精神的にも不安定になっていました。
満月にありがちな、わたしの感情のわさわさ感も今回は強く出ていて、
大切な人を傷つけるようなことを言ってしまったり。
いつもなら身にまとっているものが、ばばーんと外れて攻撃的になってしまう満月パワー。
どうしたら冷静で過ごせるのか、、、。今後の課題でもあるなあ。
まあ、いつもはどちらかといえば穏やかな方なので、そんな自分もいるんだなーと
感情に気づかせてもらったことに感謝しよう。
でも、人を傷つけるのはよくない。 深く反省。
そして満月を過ぎたらあれれ?
お産モードはひっこんじゃいました。
今回の妊娠で本当に体験を通して思ったことは、
お月さまの影響力の強いこと、強いこと。
地球に生きる生命と月というのは、本当に影響しあってるんだなー。
私たちは、星に産まれ、星と共に生きてるんだなーって。
赤ちゃんは、自分で陣痛を引き起こし、
自分が産まれたいときに産まれてくる。 と聞いたことがあります。
それは木に実った果物が、熟されると土におちる様に似ているような気がしました。
自然に熟され落ちてくるのを待つような、、、。
その落ちる先が、どこなのか。
でも、たまにいつまでたっても熟されてもおちてこない実もあれば、
ふいに吹いた強い風により、早く落ちすぎてしまう実もある。
しかしどのタイミングで落ちたとしても
土のような
宇宙の中の循環に戻って、また実るときがやってくるんだなって思うのです。
この世に産まれてくることだけがゴールじゃない。
生きることも、死ぬことも、循環の中にちゃんとあって、
命の長さ、短さではなくて、体験の濃さの中に意味がある。
と、私は感じています。
お産は母体が辛いだけでなくて、赤ちゃんにとっても命がけの大冒険。
以前、オープンアトリエ風の公園さんにて歌わせてもらった、ちきゅう家族の祭典にて、
助産師のほやさんのお話の中で
わたしの中にすごく残っていて、たまにふと思い出す言葉があります。
「人生で一番辛くて苦しい体験をして、人は生まれてくるんだよ」
産道の長さはたった7cmほど。
そのトンネルをくぐり抜けるのは、本当に命がけの旅。
生まれくる赤ん坊にとって、それはそれは苦しくて辛い体験。
生まれてきたら、もうすっかりそんなことは忘れちゃってるけど。
帝王切開という誕生の仕方もありますが、それはそれで
赤ちゃんにとっても、母親にとっても、ものすごい体験だと思います。
どちらにしても、命がけなのです。
生きるか、帰るのか。
人は産まれてくるときに、この世で体験する苦しみをすでに超えているのだとしたら
それだけの強さを持って今ここに生きているんだと私は思うのです。
そして、そんな苦しみを乗り越えてまでも、
「私はこの世に降り立ちたい。生きたい。」と
この世界に肉体を持ち、生きて体験することを、自ら選んだのだと。
私の産道を通して、いのちの泉からやってくる魂が
どうか無事にこの世に降り立ちますように。
私は全力でそれを応援します。待ってるよ~!!
そして、あなたがこれからこの星で出逢い、
何かを育みあうことになるであろうすべての、自然が、体験が、人が、生き物たちが、
両手を広げて
あなたを待っているよ。
~きらめく命のうた~
詩、うた 空色かみゅ
ピアノ 朋
あなたはどこから来たの
遠いところからよく来たね
みんな あなたを待っていてた
宇宙の中で舞い踊る
星たちの ふるさとから
この星を 選んでくれた
ぼくたちと かなであう 愛となるため うまれきた
さあ 何をみたい
さあ 何してあそぼう
どんな冒険が きみを 待っている
空はどんな色
山は 海は
生き物たちは どんな踊りを
お花たちは どんなうたを香を
命のひかり 奏であい うたう ハーモニーを
みんな しあわせ
さあ なにを感じ
さあ 両手ひろげて
どんな出逢いが 君を 待っている