かみゅのブログ

カミュ

2012年10月16日 21:49



まほうのしずくを始める少し前から、

このナガブロにてスタートした

まほうのしずく~カミュの日記~

あ、途中で~ かみゅとれいちぇるの日記 ~に変化したけれど、

最近ちぇるさんは自分のブログを始めたので!

また~カミュの日記~に戻った感じです。(ちぇるのブログのファン一号は私です!)


「異邦人」 という本を書いた 有名な作家さんに

カミュという人がいます。

ある時、岡本太郎さんの著書の中にその作家さんの名前を見つけた友人が

「カミュっていう作家がいたよ!」 と興奮しながら教えてくれて

なんだか嬉しくなって早速、古本屋で探して読んでみましたが、

「うーん、、、」

と、男性的な文章の流れの固さに疲れて、

当時の私は最後まで読むことが出来ませんでした。

でも、

「 異邦人 」 というタイトルはすごく素敵なセンスだと、

それだけで彼がカミュであり、わたしもカミュであることが

とても嬉しくなってしまったりしました。

そして彼が作家であることが、私の人生の一つの光となっているのが不思議です。



私は今までも、自分の日常から紡ぎだされた小さな感情に

自ら光を当てて、それを素直に、あからさまにこうして書くことにより、

眠って起きたらもう流れていってしまうような暮らしの破片を、

ちょっとずつ寄せ集めてひとつの作品にするような、

そんな気持ちでこのブログと会話していきました。


いつの間にか、そんな私の小さなネタ帳を沢山の人が楽しみにしてくださるようになり、

それには本当に嬉しさと共に驚きもあり、

そして同じような気持ちで子育てをされていたり、

いつも楽しく読んでるよって言ってくださる方がいたり、

私はその言葉を聞くたびに、とても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

そしてそれがまた書く活力となり、今日に至ります。



たぶん、私だけはなくて、みんなにとって

その人の一瞬はそういう宝に満ちていて、

それをあえて語らない生き方の人もいるし、

それを自分の表現にするかしないかの発信の仕方の違いであるし

それを絵にする人、料理にする人、様々手法があるわけで、

根本にあるものは変わらないのだと、最近よく思います。




娘を寝かしつけて、夜の家事を終えて、

おいしいお茶の湯気にくすぐられながらパソコンを開き、

思いついたことを書いているこういう時間が

私はとても大好きです。


おいしいクッキーを焼くように、

大好きな人と電話するように、

子供を抱きしめるように、

ひと針 ひと針 縫うように

これからも 私は言葉を綴っていきたいと思います。




そしてこれからはブログ以外でも、

その活動を広げていく予定です。

いつもみんな、アリガトウ☆








 







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