マサラアレルギーの実態

カミュ

2014年10月21日 23:53

カミュの インド108の生き方展開始 まで あと日。

みなさん、ぜひまほう堂へお越し下さいね♫

とてもすてきなお店です。

店主のれいちぇるとは、以前、~まほうのしずく~というお店を一緒にやっていました。

過去世では夫婦だったという私たち。

出会ったこころのれいちぇるは、まだ二十代前半とかでしたのに

もうすぐなんと三十路だって!! ( ばらしてごめんね w )

まさか~ マサラ~

まほうのしずくからお世話になっているみなさん、はじめての方ももちろん

懐かしのツーショット、(ぼけとつっこみ )に会いにぜひまほう堂へお越し下さいね。

カミュは 10月24、25、  11月4、7日(10時半よりトークライブ&うた あり) の11時から2時あたり

出没しています。 旅するマッサージや、その場でインスピレーションで絵を書くなどやろうと思っています。

まほう堂はこちらです http://www.mahoudo.com/

いまいる部屋の壁に、とりあえずインドのポストカード50枚ほどはってみたのですが

濃い~!!! これはこどもが泣き出すかもしれない、、、いい意味で刺激的!

なんだろう

自分の出会った人や、風景や、そういうものを写真というツールを通し

改めて眺めてみると、

同じちきゅうの上に

こんなにも色んな生き方をしてる人がたくさんいるんだなーって

楽しくなっちゃう。

そしてどれも、間違いはなく、どれもその人の人生の上。 

そしてたまに私たちは、交差するの。




それでは、インド旅日記第三夜  はじまり はじまり。






インドで食べるカリーを楽しみにしていたカミュですが、

なんとまあ、インド初日にして、あまりのスパイシーさに発作をおこし意識を失うという失態をおかし

その後、マサラ恐怖症という(まさかのインドで!)状態で一ヶ月半をインドで過ごさなくてはならなかった。

脳みそというのは不思議なもので、一度怖いと思ったものに対して、これでもかってくらいに身体の反応を通してNGを出す。

一体何にわたしのカラダはなんのスパイスに反応したっていうのだろうか


「ねえねえ、カレーに入ってるマサラってなんのことなんだろうか? 」

「え? スパイスのことだよね」

「うん、でもマサラっていうスパイスがあるわけじゃないよね?」

「そうだよね、、、ああ、そうか。 いろんなスパイスのミックスのことを主にマサラというみたいだよ」

「カルダモンとか、シナモンとか、クローブとか、、、ブラックペッパーとか、、、」

「 カレーがダメなら、チャイで我慢しよう。チャイなら飲める!!」


そして注文したローカルのチャイ。とっても美味しそう。

でも、一口飲んでまた、くらっときた。

「あ、、、これもなんか、、、だめだ、、、。クラクラする、、、スパイシーだあ、、、」

「え?チャイもだめなの?  あんたインドに何しにきたんだよって話だよね (月子苦笑) 」

ほんとうに、ほんとうにそうですよね、、、。

本場インドに来て、カレーはだめだわ、チャイはだめだわって、、、

なにを食べたらいいの?なにを飲んだらいいのかって話。

ゲストハウスに戻り、一部始終をレストランを教えてくれた旅人のげん君に話すと

「大丈夫だよ。インドにだってカレー以外の食べ物はある。おいしい中華料理の屋台があるんだよね。
明日行ってみよう」

と、救いの手を差し伸べてくれた。


インドで中華料理?!

わたしは、インドでカレーを一切食べない珍しい旅人代表として、

インドの地を回ることになったのである。



つづく



そうそう、いまはすっかり、スパイスもマサラもチャイも大丈夫なんだよね。

この頃のわたしは、お酒でも同じようなことが起こったんだ。

お酒を少し飲むだけで、恐怖に襲われてしまうの。

たぶん、わたしが過呼吸で苦しんでいたころの脳の記憶が

そうさせていたように思う。

一種のパニック発作みたいなもんだよね。

刺激のあるものをとり、少し動機がすると、記憶が優先されちゃうの。

あ、もしかしたらまた発作が起こるかも、、、って。

でも、いまはもう発作の記憶が遠すぎて、脳も思い出すことはあっても

カラダがそこまで反応しなくなった。

波のたかぶりが低くなったんだよね。そしてよく観察してみると

身体がずっしり重たくなって、精神も安定していることが大きい。

子供をふたり産んだこの身体は、もう大地に根付く母体となった。

ちょっとやそっとじゃ 倒れない。

あの頃は今より体重が10キロ近く少なくて、ひょろひょろ。

風がふけばすぐ流されちゃうような、嵐がふればすぐに倒れちゃうような

そんな幹の自分だった。そんな幹の自分には、それ相当の精神が宿っていたように思う。

このカレー食べれない事件もね、身体の反応というよりも、

身体の反応にびびりすぎていた自分に問題があったのです。

大丈夫だっていう経験を、少しずつ重ねていくと

安心が生まれ、不安は自分自身が作り出していた妄想であったことに気がつく。

インドのマサラから逃げいていたひ弱な自分から、

タイでの綱一本の自力のお産をするまでに、 どんな変化がわたしにあったのか。





そして今もなお カミュは変化を続けております。


体重増加は、そろそろ抑えていきたいところですが、、、。(苦笑)




(写真は月子とカミュ。インドのゴアにて)










 



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