溢れ出す記憶のカケラ

カミュ

2016年01月12日 10:45


今朝 ものすごくリアルな懐かしい夢を見ていた

あまりにも鮮明で わたしは半分目覚めたような感覚の中で

その物語を 今の自分が頭の中でどんどん書き下ろしていた。

最近、毎晩そんな感じの睡眠が続いている。

そして、ものすごく辛い日々だった。

いい加減、卒業したいことなのに

中々卒業証書がもらえなくて

追試をしてるみたいなことで 溢れかえっていて

ある朝、私は怒りに震えて包丁を割ってしまった。。。

感情の爆発。

お料理をしながら怒りがこみ上げてきて

思いっきり力を入れて野菜を切ってしまったら


なんと、包丁がまっぷたつに割れてしまったのだ。

わたしは 何かを殺してしまったかのように感じて

本当に怖くなって 本当にごめんなさいと

うずくまった。。。。

その包丁は母のお気に入りで、何年も愛用してきたものだった。

わたしはいったいどうしてしまったのだろう。


その日、思いっきり母と喧嘩したあと、

あうらとランチを作った。

サンドイッチ。

わたしはまだイライラしていた。

するとあうらが

「 ママ、怒らないでつくるの。 おこってたら、おいしくできないよ。」

とニコニコしながら言ってくる。


「 うん。そうだね。。。」 とわたし。でもまだもやもや。

「 そんなのもう、わすれちゃいな。 いーのいーの わすれちゃいな。」

とあうら。

いま、このサンドイッチをたのしく おいしく作ろう。

そんなこと、もうどうでもいいんだよ。

ほら、わらって。わらって。

あうらの、天性の美しさはここにある。

瞬間、瞬間に生きられるひと。

そして、絶対に他人にブラされないの。。。





そして、彼女が作ってくれたサンドイッチ。。。



解けていくハート。

わたしはまた、自分を攻めていた。

自分で自分をせめて 攻めて、、、

はやく はやく と急いでいた。

深呼吸 大丈夫。

私が泣き出すと、みーはハンカチを持ってきてくれて

「ママ、だいじょうぶ?」 と 涙を拭いてくれる。


「しっかりちてね。」 覚えたばかりの日本語。

わたしは、このふたりの天使にいつも守られている。

わたしの中にある ⚪︎⚪︎を、もう 卒業しなくては、限界がきている。

進まなくちゃ。

船はそこまできてるんだもの。

「 それは、この旅には持っていけないのだよ 。 置いていきなさい。
それが置いていけないのならば、あなたは一生をそこで暮らすのです。さあ、どうしますか?」



置いていかなくてはいけないものは、

今まで自分が一番 大事にしてきたものばかり。。。


空を見上げる

飛行機雲が 美しくのびていく




「 はい。決めました。 わたしはその船に乗ります。」











今朝みた夢の物語


遠い 遠い それはわたしの魂の記憶なのだろうか

時代 背景 姿 形は違うけれど

今 ここで繰り広げられているこの物語と

ほぼ同じ展開が繰り広げられている。

その物語は、次回につづく



魂の歌い手 空色カミュ




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