ベーチェット病と言われ一年が過ぎ。その後のカミュ

カミュ

2016年09月06日 22:39

去年の5月

原因不明の高熱が二週間続き
乳腺炎やら
陰部潰瘍やら
結節性紅斑やら
目の光彩炎やらと

次々と私の身体に現れた病状。。。

去年の夏は
一日動くと
一週間休みが必要なレベルくらいまで
身体は炎症反応モードが続いていました。

ちょっと動くと脚がすっごくだるくなって
赤い痛みのある紅斑が足にたくさんできて
歩くことも痛みで困難。。。

生理はそれでもちゃんときて
多分こんなに身体がヤバイ状態なのに生理がくるっていうのは
自律神経も相当おかしくなっていたのかも。


一応
ベーチェット病というわれる難病の
症状が一番一致しているということで
ベーチェット病という診断名をもらったのが去年の8月くらいだったかな??

あのころは
目が失明しちゃうんじゃないか、、、とか
本当はもっと違う病気で
もうやばいんじゃないか、、、とか

結構自分の中の不安モードを迷走しました。
死ぬことが怖いというよりも
痛みや苦しみを感じてること
やりたいことが出来ないことが悔しくて
いやで嫌で逃げたかった。

入院中
介護される側になってみて改めて思ったことは

私はセラピストだったのに
その時は真逆の立場で、、、

イキイキと介護してくれる看護師さんの健康が
セラピストとして癒しを提供していた過去の自分の立ち位置が

本気で羨ましく思えた。


病室で
出来上がったばかりの自分のアルバムを聴きながら
めっちゃ涙が出た。



これが、カミュの遺作とならなきゃいいな、、、なんて
いま思うと笑えるけど
当時は本気でそこまで思うくらい
身体が衰弱してしまっていたんですね。


で、いま。




夏を思い切りエンジョイ♫ 出来ました♡


最近は新たなアパートに引越しするために
毎日階段の上り下りを
たくさんの荷物を運んでも寝込むことなく元気にしています。

口内炎は一ヶ月に一度は出現
足に結節性紅斑は現れますが
なんていうか、気にしてない!!!
おかげさまで
体力はかなり戻りました(^ ^)


定期的に通っていた総合病院への診察も
首になりました(^ ^)

といいますのも、、、

私の症状は西洋医学的にはステロイドを飲まなくちゃいけないのですが、
なんせ薬が飲めない性質のわたし。。。

本当にきつい時に3日くらい飲んでみたんですけど
本当によく効くんですよね。

炎症がさーーって、、、



でも、夜がめっちゃ怖くなるんです、、、。なぜ?!
しかも究極に怖くてパニクるくらいに、、、。
鬱症状もでちゃうし。



二十代前半のころ、精神的に病んでいて
パニックや過呼吸になっては
安定剤を飲んでいたので
薬を飲むという行為だけでも
当時のわたしがフラッシュバックしちゃうのかもしれません。。。
それとも成分的なものが原因の一つにあるのか?は謎です。


というわけで、薬は身体も心もNO反応で飲めないんですね〜。
そもそも、飲む気もないんですけどね。

病院の定期検査も、行く必要ないと最初お断りしていたんですが
担当のお医者様がとても好きなタイプの男性だったのと
こういう病気は突然悪くなることがたまにあるから
せめて二ヶ月に一度は診察をうけてくださいと言われ
ついつい行ってしまったんですね。笑

最初の方のは冗談ですよ。笑

でも、その先生が急に転院されてしまったんです!
ががーん。
なんだかご縁を感じていた先生。

そして新しく来た先生とは
全然気が合わなくて。。。

今年の6月に
本当に脚がひどいことになって歩けなくなってしまい
しぶしぶ病院へ行きましたが、
それが最後となりました。

薬を飲むと恐怖心がすごいから飲めない話をしたら
それは精神科に行ってください。とあしらわれ
もう来なくていいですよーという流れになったのでした。


その時は心の中で一瞬

えー?!!

と拍子抜けな自分もいたんですが。。。

これはもう
わたしの病気は治るっていうお告げだな。と妙に確信している自分もいて。。。
それに多分、この病院との付き合いというよりは
その先生とのきっとご縁だったので
先生が違うっていうのはもう行く必要もない。。。



といいますか

そろそろ病気は
必要ないんだよ。と、自分でも気づいていて。

そのーメッセージがわかりやすいところから来たなあと。




実は総合病院へ行くっていうのは
待ち時間がめっちゃあるんですね。

二時間とか、三時間とか。

その間、わたしはひとりになって
本を読んだり
ネットしたり
ブログ書いたりと
誰にも悪いなーという罪悪感なく
自分タイムを満喫することができていたんです。

当時のわたしの時間配分は
子供、仕事、家事。のみ。
自分のための時間なんてちっとも自分にあげてなかったんです。
その頃、長女5歳
次女1歳。授乳中。

産後すぐに働き出したシングルマザーのわたしには
休んでる暇など与えられていないと
思い込んでいたんですね。

「シングルマザーの意地をみせてみろよ」と
ある男性に言われた一言が、ずっと心に突き刺さっていたんですね。

シングルマザーなんだから
遊んじゃいけない。とか。
自分の時間を持つことはすごーく後ろめたいという設定が
がっちりはめ込まれていました。
しかも、ママがいなきゃぜったいダメ!!!という
わたしへの依存がすごかった長女を
誰にも預けられないという状況でした。

そこからも、逃げたかったんですね。

なので、自分的には病気であることのメリットが
自分の時間を取れる という意味ではありました。
そうまでしないと、休めなかったんです。


当時、本当に苦しい時期でした。
なんでだったんだろう? いまではよーく分かります。

でも、当時のわたしには気付けなかった。
自分で自分の首を絞めていたこと。



そして、言いたかったことを
言いたい相手にぶつけられなかったこと。



怒りを、抑えて
許そうと必死に言い聞かせてきたこと。

そうやって
自分をどんどん傷つけて
追い込んで
その追い込んだエネルギーをバネに
じぶんのやりたい仕事に一生懸命になって

挙げ句の果てに
倒れる、、、という



ベーチェット病というような診断名をもらう
症状が現れ、、、



いまはっきり言えるのは

わたしはベーチェット病ではなかったということです。

そういう症状として
現れていた。



私が内側に押し込めた怒りのエネルギーが
わたしを攻撃し
そして
身体がそれに対応してくれて

それでも大丈夫だよ。
わたしは、あなたを愛してるよって

いっぱいいっぱい守ってくれていたんだっていうこと。。。






この子達も、わたしを守ってくれてるんだよね。



そして


ここに至りつくまでに
わたしは自分といろいろ向き合いました。

自分をいましめる未婚でシングルマザーでごめんなさい、、、な私から


自由自在未婚シングルマザー♫と笑って言えるくらいになるまで

自分への呪縛を解放するために

いろいろな旅がありました。





その辺りは次の記事でー(^ ^)



続く







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