2015年11月20日

あたらしい歌 懐かしい夜に






最近生まれてきた歌があります。


私の歌はいつも

なんとなく歌っているところから始まることが多いのですが

この歌は半年くらい前から 口ずさんでいました。

まだ完成ではないけれど

ちょっと書いてみます。


〜 お月さま〜
何度この絵本を
あなたに読んだことでしょう

なんどこの 歌を
あなたに歌ったことでしょう

眠れない夜に
扉を開けて
そっと歩き出す
雨上がりの甘い香り

泣きやんだ あなたが見上げた
その先に 微笑む
大きなお月様

なぜだろう
今度は私が泣きたくなったよ

あまりにも 美しい
この夜に







うちの長女あーちゃんは

とっても敏感な子供で
生まれてから4歳くらいまで
毎晩 寝るまで落ち着かず
泣いたりパニックになったり
本当にそれはそれは
大変でした。

夜中に起きて暴れたり
本当に 一日一日を過ごしていくのに
必死の毎日でした。

音や光 布団の感触などにもとても敏感で
この明るさでは寝れないとか
このシーツは嫌いとか
パジャマも一度も着たことはなくて
いまでも裸で寝ています。

次女のみーさんは
まったくそういうことは気にしないタイプの人で
よく寝るし
朝もすっきり目覚めてくれる、、、気楽な子です。笑 助かってる、、、ありがとう。

で、最初のころなにが起きていたかっていうと
わたしはひたすら
そんな敏感なあーちゃんにイライラしてました。

というのも、わたしはみーさんと同じく
こだわりがまったくない人で
どこでも寝れるひと

あーだこうだと怒ってばかりのあーちゃんは
ただのわがままだと思っていたんです。

だから苦しかった。

わがままを許しちゃいけないって思っていたから。

保育園もそう。

行きたくないっていうのはわがままだって
最初思っていたので
無理にでも行かせて鍛えさせなくちゃ!みたいなきもちがあって。

だから彼女が休むたびに
これでいいのか?といつも苦しい気持ちになていました。


いま思うと、
縛られていたなーって。わたしがね。小さな価値観に。

わたしとあなたは違う。

好きなものも、きらいなものも。

考え方も、感じ方も。

それに、いい悪いを勝手につけないでくれる?って
あーちゃんは必死に訴えていました。

それから、わたしも少し学んで
あーちゃんが苦手な環境や、肌触り、
どんなことにストレスを感じるのか
なにが不安なのか
いろいろ興味深く観察しました。

そうか、そうか。

前の保育園は人数が多すぎたか。
一対一でじっくり遊びたいあーちゃんなんだね。
嫌なことがあったとき、それを伝えられる相手が私しかいないと思っていたから
私から離れることが出来なかったんだね

前の保育園の先生には、本音が言えなかったんだ

お布団で寝るのが嫌なのに
背中をトントンされることが苦痛だったんだね

折り紙を自分の好きなものにおりたいのに
こうじゃなくちゃダメって言われるのが 苦痛だったんだ
笛の音がうるさかったんだ
子供たちを叱る声が嫌だったんだ


いやなこと、たくさんあって
でもそれをいやだって言える相手が保育園にいなくて
不安になっていたんだね

ママがいなくて寂しい って言ってたけれど
それは 自分の不安を抱きしめてくれる人が
保育園に見つけられなかったから、、、


保育園を去年やめて
こも一年間あーちゃんとじっくり過ごして

そしてやっとこ
あーちゃんの行きたい場所がみつかって

そこには あたたかい友達と
そういう不安を口にしていける先生がいて

今朝

初めてひとりで登園し

小さなたくましい背中を見せてくれたあーちゃん。。。


私から込み上げてくる

この強烈なあっついエネルギーはなんだろう??
喉の奥から
溢れてくるもの、、、
あっつい涙、、、




子育てしてると
こういう瞬間がたまにあって

それが最高の

最高のギフトだって思うんだ









みんなに守られている

大丈夫だよあーちゃん

私たちは一人じゃない


いってらっしゃい


この星の一年生

不安なこと

分からないこと

疑問なこと

わけわからないこと

たくさんあるよね

大丈夫

あなたなら 変えていけるから

そのために

この星の

不自由を知る


そして

本当の

命がかがやく世界を

創造していく種を育てていこう


信頼と愛


共に生きようね


母親と子供が離れているじかん

そこにはたくさんの

たくさんの

学びがあります



夜は一緒に

心ゆくまで眠ろうね







  
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