2011年02月09日
フェアトレードって何だろう。
昨日の続き。(前の日記はこちら)
http://chapathi.naganoblog.jp/e661805.html
フェアトレード(新しい貿易、パートナーシップ)について、
私が知ってる限りのことではありますが、
ここで伝えられればと思います。
その前に、、、
オーガニックとかフェアトレードとかボランティアとか、
何かそういうことって「私いいことしてるんです!」みたいで
ちょっぴり気恥ずかしいのはなぜでしょうか。(*3*)
日本人の特徴ですかね。
優等生ぶってるやつは嫌われる。
学生時代にそんなことを刷り込まれてしまったせいでしょうか。
あとはなんだかうさん臭いイメージとでもいいましょうか。
新興宗教じゃないか?!!とか。相手が保守的になればなるほど
そういう風に反発されてしまうこともあります。
(オーガニックやフェアトレードに関しては
普通にスーパーとかでも取り扱ってるお店もあるくらいなので
そんなに怪しいイメージは大分ないとは思いますが。)
でもきっと、まったく知らない人にとっては、
謎のものだと思いますし、
少しでも分かりやすく説明することが出来ればと思います。
自信をもって伝えたい!
いいものはいい。
気持ちがいいものはいい。
おいしいものはおいしい!!
素敵なものは素敵。
大事なことは大事。
今は独り占めの時代ではなくて
確実にシェアの時代であります。
縦の時代でもなくて、横の時代。
私も沢山の人に助けてもらって生かされています。
自分ひとりで生きてきたわけでもありません。
自分が出来ることを生かし、繋がり、助け合って
みんなが楽しく、生かし合っていけることを望んでいます♪
でもまだまだ未熟者。
気がついていない部分も沢山
学びきれていないところも盛り沢山!!
読んでいて 腹正しく思うこともあろうかと思いますが、
どうぞまだまだ勉強中の未熟者だと思ってお付き合いくださいませ。
知っていることがあれば、どんどん教えてくださいませ。

(インドのリシケシにて。おばあさんの祈り)
フェアトレードは
「人と地球にやさしい貿易のしくみ」です。
アジアやアフリカ、中南米などの女性や小規模農家をはじめとする、
社会的・経済的に立場の弱い人びとに仕事の機会をつくりだし、
公正な対価を支払うことで彼らが自らの力で暮らしを向上させ、自立できるよう支援します。
フェアトレードとは
この地球に住むみんなが
一人ひとり、自分らしく生きていけるという
そんな当たり前のことを願って
行なわれるパートナーシップのことだと私は思っています。
お金がない人に、お金をはいよ!!ってあげるだけではなくて、
ちゃんとその人が自立し生きていけるように、
仕事を提供し、時には技術をサポートし、そして
その仕事が突然途絶えてしまわないように
持続的に収入を得れるようにしています。
まほうのしずくにも、そういったフェアトレードで取引された
商品を沢山置かせていただく予定です。
特に衣類雑貨などは、インドやネパールの女性たちが作ったものが多いです。
私は生産者である彼女たちから、
たくさんの勇気と知恵をもらっています。
厳しい生活環境の中で、(インドやネパールなどは、まだまだ女性の立場は低いのです)
家族を支えるために必死で働く女性の姿。
稼いだお金はすべて、自分のためでなく
家族のために消えていく人がほとんどだと言います。
女性は、お金の使い方を心得ています。
生を産み、育むことを与えられられた女性たちは
この世で大事なものが一体何なのかちゃんと知ってるので、
間違ったお金の使い方をしない人がほとんどです。
日本は働く自由があり、選ぶ自由があり、女性も今となっては
ある意味男性よりも社会では生きやすくなってきてるような気もします。
がんばればお金もちゃんと手に入るし
養う人がいなければその分自分のためだけに使えるので
正直、消費社会のいい鴨になってしまいがちでもあります。
(もちろん人によりけりで、みんながみんなそうでは決してありませんが。)
しかしまだ、貧困を問題にしているインドやネパールでは
本当に必死に仕事をして、やっとのおもいで子供を学校に行かすことが出来る。
という状態の人が沢山います。
彼女たちのたくましく生きる姿、働く姿
ひたむきな想いは、私も同じ女性として、一人の母として
とても尊敬しています。
彼女たちが作ったものだからこそ、
私も着ていて嬉しいし、がんばろうっていう気持ちにもなれるし、
自慢したくなってしまうのかもしれません。

日本にも、まだフェアトレードなんて言葉がない時代から、
どうにかして貧困から人々を救いたいと思い
活動されてきた方々がいらっしゃいます。
今より遥かに色々な面で厳しい時代だったと思います。
そんな中、今日に至るまで、そして現時点でも一生懸命努力している
NGO団体さんが日本にもあります。
次回、ご紹介したいと思います。
今、世界中で注目されているフェアトレード商品。
どうしてそこまで世界に広まっているかというと
訳があります。
まずは第一に
その元々の大地の力と自然の恵みを生かし
人の手により無農薬栽培(オーガニック)された食品(チョコレートやコーヒー、スパイスなどなど)は
すごーーくおいしいこと!
そこの伝統的な手法でひとつひとつ手で作られた品物には
味があるし、とても暖かみがあり、また機械では感じられない
一点もの的な愛着を持てるということ。
自然素材で、手作りで作られた衣類などは、
夏は涼しく、冬は暖かいといったすばらしさも含め
とても着心地がいいということ。
そして生産者の背景がちゃんと分かるようになってるので
安心して買えますし、なんといっても、
それを手にとり、実際に着ていると
うれしくなっちゃうし、勇気がわいてくるってことです!

(インドのマナリにて。 布を織る女性)
元々すごい才能のある職人さんとかも、技はあるのにその市場がみつからず
生きていくのが困難であるということは、発展途上国だけでなく
どこの国でもいえることかもしれません。
フェアトレードを支えている団体の多くは、
まったく手に職がなかった女性でも、働き口を求めている人に対し、
まずは職業訓練からスタートします。
誰でも最初は一年生~です。人間は学ぶこと出来ます。
出来ないのは、学ぶチャンスに恵まれなかったか、
それを放棄したかのどっちかです。
そしてデザインセンス。
物を作り、それを世界の市場にのせるためには、
それなりのデザインセンスも求められます。
私もアジアを旅していて思ったのが、
かわい刺繍なのに、サイズが全然合わなかったり、
パターンがちょっとかわいくないなと思ったり、
おしい!!っていうのがあるある、、、。
生地はいいのになーとか、色はいいのになーーとか、
センスが微妙に違ったり。
元々サリーをいつも着てる女性たちには、洋服を普段着としてる国の人たちのセンスは
手の届かぬとことであっても仕方ないことと思います。
別にそれは悪いことではありません。
でもやはり「継続的な仕事」を、となると、
伝統的な技術も残しつつ、市場の人々が気に入るものでないとってなってきます。
そして縫製とか、丈夫さとか、
目の肥えた日本人は、正直厳しい意見を持ってます。
そこをうまくフォローしてるのも、フェアトレードの団体の仕事でもあります。
目の肥えた日本人にも、これはいいね!と言ってもらえる技術の向上の手助け。
でもただただ日本人の今のセンスに合わせた(媚びた)ものではなくて、
元々の手織りや技術、その土地の素材感などをうまく提案したよりよいもの。
ただ安くてかわいい、流行のもの、高級ブランド志向に流されてしまっている
消費者の「物欲」に対する考え方も、ここ数年で変わってきたようにも感じています。
「断舎離」という言葉がやたらと多く目に飛びこんでくる背景にも、
欲しいままに物を買い込み、自分の心の居場所がよくわからなくなってしまった
人々が、もう一度自分の生き方、物に対する価値観を見直すときがきている表れのような気がします。
私自身が昔そうだったので、気持ちはわかります。
流行に流されず、自分らしいものを。
着ていて気持ちがよい、身につけていて気持ちが良い
そして末永く自分の人生と寄り添えるものを。
そしてその物のストーリーを感じられるものを。
そういうものを選ぶ人にとって
フェアトレードで作られたものはぴったりなのではないかと
私は感じています。
募金でもなく、
その国にボランティアに行くのでもなくて
自分の気に入ったものを買うだけ。
ただそれだけで、誰かの生活を応援することに繋がる。
そしてそれを身に着ける自分もうれしくて幸せ♪
発展途上国の貧困から抜け出す必要のある人たちに
それを何かしらの方法で支援できる方法として
私はフェアトレードの仕組みは、すばらしいことだと思います。
でもそれだけが答えではないとも思っています。
いい面もあれば、悪い面も必ずあるものだとも思うからです。
でも、私は好きです。
彼女たちが作ったもの。
だから、みんなにもお勧めしたい。
シンプルに 「答え」はそこにたどり着きました!!
大事に作られたものを置かせてもらうお店です。
~まほうのしずく~ がんばって素敵な場所にしたい!!

長いのに読んでくださった方、ありがとうございました!!
ちなみに 一応最後に
フェアトレードの基準を載せておきますね。
長いんですが、興味のある人は読んでみてくださいね。
WFTO(世界フェアトレード機関:World Fair Trade Organization、旧称「IFAT」)
の加盟組織は、お互いの活動を評価し合うために、以下の基準を設定しています。
1.生産者に仕事の機会を提供する
貿易によって貧困を減らすことを目指し、経済的に立場の弱い生産者が収入を得て自立できるよう支援します。
2.事業の透明性を保つ生産者、消費者などすべての関係者に対して公正に接し、必要な情報を提供します。
3.生産者の資質の向上を目指す生産者が技術を向上させ商品を流通させられるよう支援します。また、そのために継続的なパートナーシップを築きます。
4.フェアトレードを推進するフェアトレードの目標と活動について広報や啓発を行ないます。また、消費者に対して商品の生産の背景について情報を提供します。
5.生産者に公正な対価を支払う
生産者に対し、生産者自身が望ましいと考える水準の生活を保てるだけの公正な対価を支払います。また、必要な場合は代金を前払いして生産者を支援します。
6.性別に関わりなく平等な機会を提供する女性にも男性にも平等な賃金を支払い、技術向上やリーダーシップ訓練の機会を提供します。また、その土地の文化や伝統を尊重し、宗教や階層、年齢などによる差別をなくすよう努力します。
7.安全で健康的な労働条件を守る
生産者が安全で健康的な環境で働くことができるよう、生産地の法律やILO(世界労働機関)で定められた条件を守ります。
8.子どもの権利を守る子どもが生産に参加することがある場合、それが子どもの健全な成長や安全、教育を妨げないように生産者と話し合います。また、国連の「子どもの権利条約」および、現地の法律や社会的慣習を尊重します。
9.環境に配慮する入手可能である限り、持続可能な生産が確保された資源を原材料に用います。生産工程では環境にやさしい適正技術を使い、包装や輸送にも環境負荷の低い素材や手段を用います。
10.信頼と敬意に基づいた貿易を行う小規模生産者が社会的・経済的・環境的に健全な生活ができるよう配慮し、信頼と敬意に基づいた貿易を長期的に行います。また、できる限り収穫や生産に先立って生産者に前払いをします。
http://chapathi.naganoblog.jp/e661805.html
フェアトレード(新しい貿易、パートナーシップ)について、
私が知ってる限りのことではありますが、
ここで伝えられればと思います。
その前に、、、
オーガニックとかフェアトレードとかボランティアとか、
何かそういうことって「私いいことしてるんです!」みたいで
ちょっぴり気恥ずかしいのはなぜでしょうか。(*3*)
日本人の特徴ですかね。
優等生ぶってるやつは嫌われる。
学生時代にそんなことを刷り込まれてしまったせいでしょうか。
あとはなんだかうさん臭いイメージとでもいいましょうか。
新興宗教じゃないか?!!とか。相手が保守的になればなるほど
そういう風に反発されてしまうこともあります。
(オーガニックやフェアトレードに関しては
普通にスーパーとかでも取り扱ってるお店もあるくらいなので
そんなに怪しいイメージは大分ないとは思いますが。)
でもきっと、まったく知らない人にとっては、
謎のものだと思いますし、
少しでも分かりやすく説明することが出来ればと思います。
自信をもって伝えたい!
いいものはいい。
気持ちがいいものはいい。
おいしいものはおいしい!!
素敵なものは素敵。
大事なことは大事。
今は独り占めの時代ではなくて
確実にシェアの時代であります。
縦の時代でもなくて、横の時代。
私も沢山の人に助けてもらって生かされています。
自分ひとりで生きてきたわけでもありません。
自分が出来ることを生かし、繋がり、助け合って
みんなが楽しく、生かし合っていけることを望んでいます♪
でもまだまだ未熟者。
気がついていない部分も沢山
学びきれていないところも盛り沢山!!
読んでいて 腹正しく思うこともあろうかと思いますが、
どうぞまだまだ勉強中の未熟者だと思ってお付き合いくださいませ。
知っていることがあれば、どんどん教えてくださいませ。
(インドのリシケシにて。おばあさんの祈り)
フェアトレードは
「人と地球にやさしい貿易のしくみ」です。
アジアやアフリカ、中南米などの女性や小規模農家をはじめとする、
社会的・経済的に立場の弱い人びとに仕事の機会をつくりだし、
公正な対価を支払うことで彼らが自らの力で暮らしを向上させ、自立できるよう支援します。
フェアトレードとは
この地球に住むみんなが
一人ひとり、自分らしく生きていけるという
そんな当たり前のことを願って
行なわれるパートナーシップのことだと私は思っています。
お金がない人に、お金をはいよ!!ってあげるだけではなくて、
ちゃんとその人が自立し生きていけるように、
仕事を提供し、時には技術をサポートし、そして
その仕事が突然途絶えてしまわないように
持続的に収入を得れるようにしています。
まほうのしずくにも、そういったフェアトレードで取引された
商品を沢山置かせていただく予定です。
特に衣類雑貨などは、インドやネパールの女性たちが作ったものが多いです。
私は生産者である彼女たちから、
たくさんの勇気と知恵をもらっています。
厳しい生活環境の中で、(インドやネパールなどは、まだまだ女性の立場は低いのです)
家族を支えるために必死で働く女性の姿。
稼いだお金はすべて、自分のためでなく
家族のために消えていく人がほとんどだと言います。
女性は、お金の使い方を心得ています。
生を産み、育むことを与えられられた女性たちは
この世で大事なものが一体何なのかちゃんと知ってるので、
間違ったお金の使い方をしない人がほとんどです。
日本は働く自由があり、選ぶ自由があり、女性も今となっては
ある意味男性よりも社会では生きやすくなってきてるような気もします。
がんばればお金もちゃんと手に入るし
養う人がいなければその分自分のためだけに使えるので
正直、消費社会のいい鴨になってしまいがちでもあります。
(もちろん人によりけりで、みんながみんなそうでは決してありませんが。)
しかしまだ、貧困を問題にしているインドやネパールでは
本当に必死に仕事をして、やっとのおもいで子供を学校に行かすことが出来る。
という状態の人が沢山います。
彼女たちのたくましく生きる姿、働く姿
ひたむきな想いは、私も同じ女性として、一人の母として
とても尊敬しています。
彼女たちが作ったものだからこそ、
私も着ていて嬉しいし、がんばろうっていう気持ちにもなれるし、
自慢したくなってしまうのかもしれません。
日本にも、まだフェアトレードなんて言葉がない時代から、
どうにかして貧困から人々を救いたいと思い
活動されてきた方々がいらっしゃいます。
今より遥かに色々な面で厳しい時代だったと思います。
そんな中、今日に至るまで、そして現時点でも一生懸命努力している
NGO団体さんが日本にもあります。
次回、ご紹介したいと思います。
今、世界中で注目されているフェアトレード商品。
どうしてそこまで世界に広まっているかというと
訳があります。
まずは第一に
その元々の大地の力と自然の恵みを生かし
人の手により無農薬栽培(オーガニック)された食品(チョコレートやコーヒー、スパイスなどなど)は
すごーーくおいしいこと!
そこの伝統的な手法でひとつひとつ手で作られた品物には
味があるし、とても暖かみがあり、また機械では感じられない
一点もの的な愛着を持てるということ。
自然素材で、手作りで作られた衣類などは、
夏は涼しく、冬は暖かいといったすばらしさも含め
とても着心地がいいということ。
そして生産者の背景がちゃんと分かるようになってるので
安心して買えますし、なんといっても、
それを手にとり、実際に着ていると
うれしくなっちゃうし、勇気がわいてくるってことです!
(インドのマナリにて。 布を織る女性)
元々すごい才能のある職人さんとかも、技はあるのにその市場がみつからず
生きていくのが困難であるということは、発展途上国だけでなく
どこの国でもいえることかもしれません。
フェアトレードを支えている団体の多くは、
まったく手に職がなかった女性でも、働き口を求めている人に対し、
まずは職業訓練からスタートします。
誰でも最初は一年生~です。人間は学ぶこと出来ます。
出来ないのは、学ぶチャンスに恵まれなかったか、
それを放棄したかのどっちかです。
そしてデザインセンス。
物を作り、それを世界の市場にのせるためには、
それなりのデザインセンスも求められます。
私もアジアを旅していて思ったのが、
かわい刺繍なのに、サイズが全然合わなかったり、
パターンがちょっとかわいくないなと思ったり、
おしい!!っていうのがあるある、、、。
生地はいいのになーとか、色はいいのになーーとか、
センスが微妙に違ったり。
元々サリーをいつも着てる女性たちには、洋服を普段着としてる国の人たちのセンスは
手の届かぬとことであっても仕方ないことと思います。
別にそれは悪いことではありません。
でもやはり「継続的な仕事」を、となると、
伝統的な技術も残しつつ、市場の人々が気に入るものでないとってなってきます。
そして縫製とか、丈夫さとか、
目の肥えた日本人は、正直厳しい意見を持ってます。
そこをうまくフォローしてるのも、フェアトレードの団体の仕事でもあります。
目の肥えた日本人にも、これはいいね!と言ってもらえる技術の向上の手助け。
でもただただ日本人の今のセンスに合わせた(媚びた)ものではなくて、
元々の手織りや技術、その土地の素材感などをうまく提案したよりよいもの。
ただ安くてかわいい、流行のもの、高級ブランド志向に流されてしまっている
消費者の「物欲」に対する考え方も、ここ数年で変わってきたようにも感じています。
「断舎離」という言葉がやたらと多く目に飛びこんでくる背景にも、
欲しいままに物を買い込み、自分の心の居場所がよくわからなくなってしまった
人々が、もう一度自分の生き方、物に対する価値観を見直すときがきている表れのような気がします。
私自身が昔そうだったので、気持ちはわかります。
流行に流されず、自分らしいものを。
着ていて気持ちがよい、身につけていて気持ちが良い
そして末永く自分の人生と寄り添えるものを。
そしてその物のストーリーを感じられるものを。
そういうものを選ぶ人にとって
フェアトレードで作られたものはぴったりなのではないかと
私は感じています。
募金でもなく、
その国にボランティアに行くのでもなくて
自分の気に入ったものを買うだけ。
ただそれだけで、誰かの生活を応援することに繋がる。
そしてそれを身に着ける自分もうれしくて幸せ♪
発展途上国の貧困から抜け出す必要のある人たちに
それを何かしらの方法で支援できる方法として
私はフェアトレードの仕組みは、すばらしいことだと思います。
でもそれだけが答えではないとも思っています。
いい面もあれば、悪い面も必ずあるものだとも思うからです。
でも、私は好きです。
彼女たちが作ったもの。
だから、みんなにもお勧めしたい。
シンプルに 「答え」はそこにたどり着きました!!
大事に作られたものを置かせてもらうお店です。
~まほうのしずく~ がんばって素敵な場所にしたい!!

長いのに読んでくださった方、ありがとうございました!!
ちなみに 一応最後に
フェアトレードの基準を載せておきますね。
長いんですが、興味のある人は読んでみてくださいね。
WFTO(世界フェアトレード機関:World Fair Trade Organization、旧称「IFAT」)
の加盟組織は、お互いの活動を評価し合うために、以下の基準を設定しています。
1.生産者に仕事の機会を提供する
貿易によって貧困を減らすことを目指し、経済的に立場の弱い生産者が収入を得て自立できるよう支援します。
2.事業の透明性を保つ生産者、消費者などすべての関係者に対して公正に接し、必要な情報を提供します。
3.生産者の資質の向上を目指す生産者が技術を向上させ商品を流通させられるよう支援します。また、そのために継続的なパートナーシップを築きます。
4.フェアトレードを推進するフェアトレードの目標と活動について広報や啓発を行ないます。また、消費者に対して商品の生産の背景について情報を提供します。
5.生産者に公正な対価を支払う
生産者に対し、生産者自身が望ましいと考える水準の生活を保てるだけの公正な対価を支払います。また、必要な場合は代金を前払いして生産者を支援します。
6.性別に関わりなく平等な機会を提供する女性にも男性にも平等な賃金を支払い、技術向上やリーダーシップ訓練の機会を提供します。また、その土地の文化や伝統を尊重し、宗教や階層、年齢などによる差別をなくすよう努力します。
7.安全で健康的な労働条件を守る
生産者が安全で健康的な環境で働くことができるよう、生産地の法律やILO(世界労働機関)で定められた条件を守ります。
8.子どもの権利を守る子どもが生産に参加することがある場合、それが子どもの健全な成長や安全、教育を妨げないように生産者と話し合います。また、国連の「子どもの権利条約」および、現地の法律や社会的慣習を尊重します。
9.環境に配慮する入手可能である限り、持続可能な生産が確保された資源を原材料に用います。生産工程では環境にやさしい適正技術を使い、包装や輸送にも環境負荷の低い素材や手段を用います。
10.信頼と敬意に基づいた貿易を行う小規模生産者が社会的・経済的・環境的に健全な生活ができるよう配慮し、信頼と敬意に基づいた貿易を長期的に行います。また、できる限り収穫や生産に先立って生産者に前払いをします。
Posted by カミュ at 00:01│Comments(2)
この記事へのコメント
Posted by makiko at 2011年02月09日 00:24
いつもコメントありがとうございます!世界を動かすのは難しいけれど、自分が動くのは気持ちがいいですね。
今日も、自分が動けるっていうのって本当に幸せだなって思いました。
妊娠、出産、子育てをしてる今、やっぱり自分だけの気持ちじゃどうにもならないことも多いんですが、一人でなんでも出来たときよりもさらに
時間が大事だなって感じて動くことが出来ます。
そんでもって子供ペースで動けるんで、ちゃんと休むことも出来る。
素敵なトロントのお店教えてくださってありがとう~!!
いつか行けたらなーー
今日も、自分が動けるっていうのって本当に幸せだなって思いました。
妊娠、出産、子育てをしてる今、やっぱり自分だけの気持ちじゃどうにもならないことも多いんですが、一人でなんでも出来たときよりもさらに
時間が大事だなって感じて動くことが出来ます。
そんでもって子供ペースで動けるんで、ちゃんと休むことも出来る。
素敵なトロントのお店教えてくださってありがとう~!!
いつか行けたらなーー
Posted by カミュ
at 2011年02月09日 18:35

確実にシェアの時代』ってその通りだと思います。
今私の住んでいるトロントでもうちの近くにこんなお店があるんですが・・・
http://www.tenthousandvillages.ca/cgi-bin/category.cgi?category=0
いろんなものがかわいくて素敵なんですよ、とっても。
コーヒー、チョコレートなんかから入ってみるのもいいかもしれませんね。
本当に、味が違うんですよね、オーガニックでフェアトレードって。
世界を動かすのってとてつもなく難しいことのような感じもするけど、
実は私たちにできること(現地に出向かなくても)って(こういっフェアトレード商品を買うこととか)意外と身近にあるものなんですよね。
私、ほーんとカミュさんのブログが楽しみなんですよー。
これからこどもを育てていくこともそうだし・・・すべて繋がっている気がします。