2011年11月26日

入院生活



只今
あうらと入院3日目の夜。

すやすや眠る娘を見守りつつ

ナガブロをメールにて初投稿。

こんな便利機能があったのね〜!


患者さんはあうらだけなのですが、

私も24時間一緒。

同じベッドで寝起きしているので

共に入院しているような気持ちです。

今月の始から
あうらはずっと発熱を繰り返し

一度良くなったと思いきや

またここ一週間
毎晩40℃のお熱

一体どうしたんだ〜!と病院に何時か通い
ようやくちまたで流行中RSウイルスだったことが判明 。

ちょっと熱が続きすぎてるし、ぐったりしていて水分もあまり取れないため、
入院することになりました。

どうやら毎年この時期流行しているウイルスのようで、赤ちゃんや幼児は重症になりやすいみたい。

保育園でも何人かかかっている子がいるみたい。
どこかでうつってきちゃったかな?

それはしょうがない。

お互い様〜。


それにしても毎晩、正直辛かった〜。

あうらがもちろん一番辛いのだけど、機嫌はすごい悪いし、寝れないし、おっぱいを放さないし、理由が分からない発熱が続くなんだか先が見えない恐怖。

寝れば良くなるよね。なんて最初は思っていたけれど、寝れない夜に暴れ出すウイルス。

入院も、あうらの小さな手のこうへの点滴が、本当にかわいそうで、涙が出てしまった。

包帯でグルグルまきにされた手から伸びる管。

縛られる感覚や、手から離れないもの、汚れとか、特に嫌がる性格の彼女は、点滴には慣れることなく、引っ張ったり、手を打ち付けたり、大騒ぎ。

かなりのストレスだったろうに。。。


母もかわいそうすぎて貧血を起こしてしまうくらい、病棟中にあうらの泣き叫ぶ声!

点滴しなきゃダメなんですか〜!?

わたしの母乳だけでは足りてませんか〜!?と、

叫びたくなるのをぐっとこらえて、

それだけではダメだったから今ここにいるんだった。がんばんなくちゃ。と、
貧血の母に

「お母さんが倒れたってあうらが良くなるわけじゃないんだから、しっかりしようね。」と、言う。


でも本当はそれは自分に言った言葉なのだけれど。

おかげさまで点滴は昨夜取れ、みんなでやった〜!とお祝いのケーキ。

昨日はあうらの
一歳と半年の記念日だったので、

母がワンワンのぬいぐるみとケーキをプレゼントしてくれたのでした。

(ケーキはあうらは食べないけどね。)

ワンワンのぬいぐるみを胸にしっかり抱きしめるあーちゃんの寝顔は、なんだかとっても愛おしく感じた。

去年のちょうど今頃

父も同じ病院に入院していた。

ベッドの上にいると、あの頃父がどんな気持ちでいたのかが見えてきて、私はこの3日間で随分色んなことを思った。

母が運んでくる家族がいる場所や外のにおいが、どれほど愛おしいものだったかとか、入院中の父が、大好きで仕方なかったえびすこうの花火大会をあきらめなきゃいけなかった気持ちとか、あうらを抱いた私が、お店を作りたいと頑張ってる姿が、父の若かれし頃の姿と重なったり、でももう自分にはそういう時はこないのかもしれない、といった感情だったり。

でも、家族みんながひっきりなしに訪れた父の病室は、きっと幸せに満ちていたに違いないと。

思ったよ。

父が最後の時を迎えたこの病院は

私が生まれた場所でもある。

なんだか不思議だね。


ここにいると


外はすごく遠い。


壁一枚なのに


スウオクネン

の時間の違いを感じてしまう。


というか
アナザーワールド

だけど


なんか悪くなかった。

この一年を


ページをめくるみたいに

色々思い出しては気がつけたから。

私には

そういう時間てとても大切で

だけどそういう時間て旅にでも出ないと

私は持てなかったけれど

ある意味

今ここ

隔離されたゲストハウスで

魂の旅人を思う私がいて。


外が見えないと

人は中を見ようとするのだと

それってとても
深くて優しいじかんなんだと

思いました。



今夜熱が出なければ

明日は退院する予定〜!

やはり

当たり前の日常なんてどこを探してもない。

それはとても愛おしいくて奇跡的な日常。

泣いても笑っても怒っても愛おしい人生に

感謝を。

まほうのしずくに

戻れる日が楽しみで仕方ない。


長い夜が始まる。

あうらはよく寝てくれてるので


借りている
タオコードでも読みふけろうっと。

Tさん
読んだら返します♪

まほうのしずくは

れいちぇるandはるさんがやっていまーす☆

遊びに来てね♪

ありがとうございます☆

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

空色カミュ ホームページ http://sorairokamyu.jimdo.com/
同じカテゴリー(カミュの子育て、アウラの親育て)の記事画像
旅で発揮されるこども力
繰り返される感情と病からのお知らは
だいだいだいすきだよ。
月と花火
サヨナラとハジマリと
与えられた家族
同じカテゴリー(カミュの子育て、アウラの親育て)の記事
 旅で発揮されるこども力 (2016-12-30 23:23)
 繰り返される感情と病からのお知らは (2016-10-02 23:00)
 だいだいだいすきだよ。 (2016-09-10 23:24)
 月と花火 (2016-08-06 23:00)
 サヨナラとハジマリと (2016-08-02 22:33)
 与えられた家族 (2016-07-28 18:21)

 

この記事へのコメント

まだお会いできない理由が分かりました。頑張っておられるのですね。
私は今日まほうのしずくへ寄らせて頂きました☆
そこにはいつも夢がつまっています♪

色んな感情が入り交じり、絵の具を混ぜていくような〜。

素敵ででも切ない。

まほうのしずくには夢がつまっています。お帰りになる頃、おじゃまいたします。
お体大切になさってください。
お会いできる日を夢見て。

ゆっくり休んでください。おやすみなさい☆
Posted by ちこ・ん at 2011年11月26日 19:48
ちこ、んさん♪

メッセージありがとうございます☆かみゅです。こんばんは~!
夢のつまったまほうのしずく。
そんな風にかんじてもらえて光栄です!うれしい。

絵具をまぜていくような、、、というちこんさんの感性は

とても素敵ですね。

私も 日々のくらしを彩るものに、退院後気づかされました。

わたしもお会い出来るときを楽しみにしています♪
Posted by カミュカミュ at 2011年11月28日 22:05
退院おめでとうございました。お疲れさまでした。
私も娘との入院生活を送った事がありますので温かいご飯や手作りと言うことのありがたさを知っています。
あの小さな柵のついたベッドに入り小さくなってくっついて眠る。
距離が近い分、いとおしさが増し辛いのは娘だけれどご飯や狭さに苦笑しつつ、体がバキバキで。

ゆっくり心と体を癒してあたためてあげてくださいね。
本当にお疲れさまでした。お子さんも、お疲れさま☆
癒しの中にいられますように祈って。
Posted by ちこ・ん at 2011年11月29日 08:40
ちこ・んさん

ありがとうございます!そうだったんですね~。入院経験がおありで。
それはそれはお疲れ様でした~!!
あの小さな柵のついたベット~~!! 苦笑ですよね。

でも、とても大事な経験になりました☆

暖かいメッセージ、本当にありがとうございました!
お互いに素敵な毎日を過ごしていきましょ~~!
Posted by かみゅ at 2011年11月29日 22:05
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。